偏見侍の武士の一文

思うところを書いていきたいと思います。偏見にまみれているため一部の方には不快な思いをさせるかも知れません。前もって謝っておきます、ごめんなさい

なぜオラオラ系は存在し続けるのか

最近大学の先輩の結婚式があった、これは大変おめでたいことであり心から祝福していますがその場で散々な思いをした友人がいた。

先輩の結婚式には先輩の先輩(以降大先輩)も来ていた、何人かは面識のある人もいたようだが僕は初めて見た人だった。その人はもう30歳を超えたいい大人だが僕の友人達になんやかんやでいちゃもんをつけビンタや酒の強要などおおよそいい大人のするような事でないことを平然とやってのけていた、まさにDIOである。

それを見て大人にもこんな人がいるのかとショックを受けた。

昔のことをいろいろ思い出すと一つのコミュニティーには一人以上オラオラ系がいた。

僕の言うオラオラ系はファッションの系統ではなく精神性である。精神性というか人間の根本的なルーツだと考えて欲しい、様々な局面においてどのような行動を取るかという原因というか原理、とイメージしておいて下さい。

オラオラ系のやることは基本的に暴力的な言動や行動で他を威圧、物事を自分の有利な方へ流す、これである。

ひとつ注意しておきたいのが僕の言うオラオラ系とはヤンキーなどとは違い一般人に大きな迷惑をかけたり警察にお世話になったりするような人種ではない。

コミュニティー内に一人はいるなんとなく逆らえないというか意見しづらい人のような人種である。

そのような感じの人あなたの近くにも一人はいたんじゃないでしょうか?

更に不思議なことに小学校、中学校、高校、大学、会社などドンドン歳をとり大人になって様々なコミュニティーに属しそして属していたコミュニティーが変わっても必ずそういう人種が存在しているということである。根本的にそういう人種の絶対量が多いとも考えられるがひとつのコミュニティーが形成される際になぜか生み出されているというニュアンスの方が近い気がする、あたかもそのコミュニティーが形成される際に必ずその人種が必要かの如く現れるのである。

そういった人種の中にはリスペクトを送ることが出来るような人物もいる、しかしほとんどはどこから来ているか理解不能な自信と強気な姿勢で威圧、その場の空気を支配、破壊、そして創造…

そして、更にオラオラ系は女性にモテるのである。

理解不能な自信と強気な姿勢は女性から見れば男らしくリーダーシップを取ってるということなのだろうか(別に悔しくなんてないもん!笑)

さて、長々と愚痴に似た分析なような事をつらつらと書いて来たが一応このブログの題名のなぜという事に僕なりの結論を出そうと思う。

一言で言うと「キャラに食われている」と言う事である。

つまり、先ほどまで人種、人種と書いて来たがそういう人種ではなくキャラなのだ。この場合のキャラとは人からどう思われてるかどうかという事にさせて頂く。

その人が生きて来た中で人にどのように思われてきたと感じているかが大きな要因だという事である、こんな場合みんなが思う「オラオラ系の自分」はどんな行動を取るだろうという事が行動原理であると考えている。

なぜなら案外そのキャラの人達は一対一の状況ではそこまで理不尽な態度を取らないからである、あまりに一対一の状況で理不尽な態度を取りすぎるとその場のコミュニケーションが円滑に進まない事を分かっているからである。ただここにもう一人以上の人間がいる場合その場の空気が生まれ彼らのオラオラ系のギアが入る、そのあとは先ほど書いた通りである。

今日もどこかで僕らが作り出したオラオラ系は誰かを威圧し、「みんなからこう思われているんだという自分」を表現しているのである。